「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」 スティーグ・ラーソン著
2月に封切られる映画『ドラゴン・タトゥーの女』に先立って原作を。
「ミレニアム」シリーズ1作目にあたるミステリー。随所に練りこまれた古典的仕掛けやディテールにこだわった近代的時代背景が読書欲をかきたてる。さらに登場人物の相関関係は複雑でありながらも明確で、心理戦、情報戦を交えた探り合いも随所にあって、ありとあらゆるミステリー要素を詰め込んだ贅沢な小説だ。
一度目にしたら忘れないタイトルを含め、北欧、実業家、裏取引、ハッキング、失踪事件、ハンサムな雑誌発行責任者あたりのキーワードで食指が動く方は必読です。
そして映画では、デヴィッド・フィンチャー監督はアイコニックな登場人物を、過剰なまでに魅力的なキャスティングとサウンドトラックで演出している。
非の打ち所のないミステリー小説をどんな形で映像装置へ落とし込んだのか。きっと原作を踏まえた評価が大きく二分する映画になっていることだろう。トリロジー1作目ということもあって期待値は高い。
それにしてもトレント・レズナー、カレンOの「移民の歌」に乗せたトレーラーがもう。
The Girl with the Dragon Tattoo HD Trailer – David Fincher Version



