“Through the Window” / sayCet
フランスの叙情的エレクトロニカユニットsayCetの2ndアルバム。
オープニングトラック”15″でアルバムコンセプトを明確に提示して、トラック2″Easy”で早くもsayCetの存在を決定づける。アンビエントアルバムとしても全曲バランスよく構成されていて、デビュー2作目とは思えない仕上がりだ。
レコードショップやレビューサイトがBoards of Canadaを引き合いに出して本作を評価している理由は一聴で明白だ。
初夏の夜が白みはじめた空をジャケットイメージの青に見立てて、愛用のBOSEヘッドホンを全開にして現実を逃避するおかしな癖がついたほど、2011年フェイバリットアルバムとして本当によく聴いた一枚。
6月頃の夜明け前、このアルバムを思い出すようなことがあったらぜひ試してみてください。


